ギターでファミコンの音を出す
こちらの動画をご覧ください。
タイトルそのまんまなのですが、ギターでファミコンのようなピコピコ音を出して演奏している動画です。ちょっとしたアイデア動画なんですが、仕組み的なところを解説できればと思います。
まずルーチンを明確にしておくと、
ギター演奏(オーディオ)⇒MIDIに変換⇒ソフト音源を鳴らす
大きく分けて3つの流れになります。
まずギター演奏は生音をオーディオインターフェースを通してDAWのトラックに入力します。(オーディオとして録音される。)
オーディオをMIIDIに変換するために「MIDI Guitar 2」というプラグインをトラックに挿入します。
ギター演奏時の音階を認識して自動でMIDIに変換してくれるプラグインソフトです。
このプラグインに「SANA_8BIT_VST」というレトロなピコピコ音を再現したソフト音源を読み込ませます。
これによって、
ギター演奏⇒ファミコン音
という流れになります。
ギター弾くとピコピコ鳴るのでめちゃめちゃ面白いですよ!
こちらSANAのプラグインの製作者は「もりりん」さんというお方です。
プラグイン開発はもちろんチップチューンアレンジの制作もされている素晴らしさ。
ダウンロードや詳細は「もりりん」さんの記事より。
このルーチンだとレイテンシー問題なんかもあるので実践では使いにくいところはありますが、こういう新鮮な形で弾いてるとアイデアが浮かんだりとか面白いフレーズができたりとか発見があったりするので遊びの延長といった感じでしょうか。
「MIDI Guitar2」はピアノ音源やシンセサイザーなんかも読み込ませることができるので用途の幅はとても広いとおもいます。フリーでお試し版が使えるのでおもろそうやなと思った方は是非試してみてください。