ギターでファミコンの音を出す
こちらの動画をご覧ください。
タイトルそのまんまなのですが、ギターでファミコンのようなピコピコ音を出して演奏している動画です。ちょっとしたアイデア動画なんですが、仕組み的なところを解説できればと思います。
まずルーチンを明確にしておくと、
ギター演奏(オーディオ)⇒MIDIに変換⇒ソフト音源を鳴らす
大きく分けて3つの流れになります。
まずギター演奏は生音をオーディオインターフェースを通してDAWのトラックに入力します。(オーディオとして録音される。)
オーディオをMIIDIに変換するために「MIDI Guitar 2」というプラグインをトラックに挿入します。
ギター演奏時の音階を認識して自動でMIDIに変換してくれるプラグインソフトです。
このプラグインに「SANA_8BIT_VST」というレトロなピコピコ音を再現したソフト音源を読み込ませます。
これによって、
ギター演奏⇒ファミコン音
という流れになります。
ギター弾くとピコピコ鳴るのでめちゃめちゃ面白いですよ!
こちらSANAのプラグインの製作者は「もりりん」さんというお方です。
プラグイン開発はもちろんチップチューンアレンジの制作もされている素晴らしさ。
ダウンロードや詳細は「もりりん」さんの記事より。
このルーチンだとレイテンシー問題なんかもあるので実践では使いにくいところはありますが、こういう新鮮な形で弾いてるとアイデアが浮かんだりとか面白いフレーズができたりとか発見があったりするので遊びの延長といった感じでしょうか。
「MIDI Guitar2」はピアノ音源やシンセサイザーなんかも読み込ませることができるので用途の幅はとても広いとおもいます。フリーでお試し版が使えるのでおもろそうやなと思った方は是非試してみてください。
ギターの弦について
様々なメーカーがギターの弦を販売していると思うのですが、いったいどれにするのがベストなんやと。弦選びのポイントなんかの情報はたくさんあると思うので、僕が使っていた弦の経歴を話しつつ個人的な感想を語っていこうかと思います。
まずキッズ時代にずっと使っていたのがアーニーボールの弦です。
ERNIE BALL / 2223 Super Slinky 09-42ゲージ 1セット アーニーボール エレキギター弦 スーパースリンキー
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この09-42のゲージを使ってました。
スティーヴ・ヴァイがアーニーボールの弦を使っていると聞いて、
「これしかないやんけ!」ってのが理由でした。
アーニーボールの弦はめっちゃ明るくてパリパリで煌びやかな音がするイメージです。
張りたてのアーニーボールでRECすると凄いハイが出るといいますか、
抜けた音が録れるような感覚です。
クランチでジャキジャキ系とかめちゃ合うと思います。
ただすぐに錆びてしまうんで弾く度にギタークロスで弦を拭いていた記憶。
寿命が短いのが短所かなと。
そしてみなさんご存知エリクサーに乗り換えました。
ELIXIR 12002 NANOWEB Super Light 09-42 エレキギター弦
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ナノウェブの09-42ゲージを使っていました。
値段は少し高いですが、なんせ寿命が長いです。
コーティング弦なんで半年くらい張りっぱなしでも錆びないです。
当時ライブ前とかREC前とかだけしっかり張り替えるっていう感じでした。
アーニーボールと比べると尖ってなくてバランスの良い音が出る感じです。
指触りもスムーズでプレイアビリティの高い弦やなと思います。
そして今現在もエリクサーを使っているのですが、
ELIXIR 19002 OPTIWEB Super Light 09-42 エレキギター弦
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オプティウェブっていう新しい種類のものを使っています。
ナノウェブよりもコーティングが薄めでクリスピーサウンドをうたっている通り、
ややブリっとした音が出るような気がします。
メインのストラトをレギュラーチューニングで使っているので09-42のゲージを選択していますが、半音下げ用ギターとかには10-46を張ったりしています。
アコースティックギターの弦というとダダリオやマーチンが鉄板ですが、
僕はアコギもエリクサーのナノウェブを張っています。
ELIXIR 16002 PHOSPHOR BRONZE EX.LIGHT 10-47 アコースティックギター弦
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RECでストローク録ったりするのでゲージは12-53くらいがええかなと思って張ってるんですが、10-47のゲージでヌーノ・ベッテンコート「Midnight Express」ばりにゴリゴリ弾くのをいつかやりたいなとストックしてたりします。
エレキギターに関してはピックアップから音を拾って歪ませたりするので弦メーカーによる変化は「そこまで」ないのでは?って思うかもしれないですけど、RECになると「そこまで」の部分が意外と大事だったり。
トータルで僕はエリクサーが良いなという結論に至りました。
ただ張り替えほやほやのアーニーボールの音はええぞ。
エフェクターのスイッチハット
エフェクターのスイッチを踏む時に踏みそこねたり、裸足でライブしてる人なんかは踏むとき痛いって経験あると思います。
スイッチハットっていうアイテムがあるんですわ。(写真参照)
要するにエフェクターのスイッチに取り付けて視認性を上げたり、接触する面が大きくなるので、スイッチを踏む時のミスが減るっていう便利アイテムです。
種類・素材も色々とありまして、
Mooer Footswitch Hat Green FT-GR フットスイッチハット×10個
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True Dyna EFSH-01 GMB ガンメタリックブラック エフェクタースイッチハット
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プラスチックやメタリックな物とかがあるので、エフェクターのデザインによって使い分けることもできます。
ライブハウスなんかだと照明も暗くて足元がとても見えづらくなるので、こういった視認性を上げる工夫は意外と大切なことだったりします。せっかくのライブで失敗はしたくないですもんね。
大き目のボードを組んでる人なんかは、
エフェクターの用途ごとにスイッチハットの色を変えて、
・赤→歪み系
・青→モジュレーション系
・黄色→空間系
みたいな感じでタイプごとに色を統一したりってのもありなのではと。
ちなみに自分が使っているMooer GE200にもスイッチハットを取り付けておりまして、
色みと素材もこいつに合わせて緑色でメタリックなやつを選びました。
後ろ側がゴムワッシャーになっていて、
こいつをスイッチにはめこんで、
レンチでネジを回して固定すればもう装着完了です。めっちゃ簡単作業。
正直スイッチ3つだけなんでそうそうミスることはないんですけど、
なんかかっこいいですやん?
なんか視認性がーとかそれっぽいこと語ってごめんなさい、見た目が良い感じになるから付けました・・・。
もちろんとても踏みやすくなって良い感じなのは間違いないです。
といった感じでスイッチハットはええぞって記事でした。
フレットラップのすすめ
フレットラップやミュートラップという名称で呼ばれているアイテムがありまして、
ギターやベースを演奏する際に余分なノイズを鳴らさないためや、共振を抑えたりするのに用いられます。
多弦ギターでタッピングを使いまくるスタイルのギタリストが付けているのをよく見かけると思います。
装着したらこんな感じ。
僕が使っているのは、下記のこいつです。
【送料無料 郵便】Gruv Gear FRETWRAPS ブラック SMサイズ
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使っているギターに合わせてサイズを選んで使っています。
普通の6弦ギターならsmall、7弦でmedium、8弦でLargeサイズでぴったりだと思います。ベースに関しても4弦がsmallで弦が増えるごとに1サイズアップで大丈夫かと。
主にレコーディングの際、綺麗にかっちりしたフレーズを録りたい時はこいつを付けて録った方が捗るので、手放せないアイテムですね。
逆にガーーーーって勢いのあるフレーズを録る時はノイズも良い味になるので外します。
こういう商品がなかった時はネックにギタークロスを巻いて録ったりしてましたわ。
デザインも色々あって虎柄とかゼブラ柄とか、めちゃお洒落なんですよ。
値段も数千円で購入できますし、とてもおすすめです。
ヘアゴムなんかでも代用できるとは思うのですが、機能面やスタイリッシュ的な観点からするとやはりフレットラップに軍配が上がるかなと。
ちなみにマジックテープで着脱するのですが、使っていると生地がボロボロになってきて勝手に外れるようになってくるので、
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こういった小さいマジックテープの両サイドを切って接着剤なんかで貼り付けてやると生地劣化の心配もなく良い感じです。
こんな感じです、お試しあれ。
ピック選びについて
ギターのピック選びって結構難しくて、そのピックが自分に合っているのかどうか全然わからなかったり、初心者の人はどれを使えばいいのかわからなかったりしますよね。
今回は自分が普段使っているピックを紹介しつつ、
使い分けなんかも交えて書いていこうと思います。
まず自分がメインで使っているピックです。
JIM DUNLOP ULTEX JAZZ3
JIM DUNLOP ULTEX JAZZ III 427R 1.38×36枚
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厚さは1.38mmで小さい方のJAZZ3です。
エレキギターを弾く時はもっぱらこれで、
通販でまとめ買いして削れたらすぐ変えるようにしています。
良い点を挙げると、
・指にフィットして滑りにくい
・速弾きしやすい
・アタック感が出る
といった所でしょうか。
小さめなのでテクニカルなフレーズ向きという印象があると思うのですが、
持つ深さを浅めにしてカッティングなんかも全然いけます。
エレキギターはライブ・レコーディング問わず、とにかくこいつで弾いています。
正直めちゃめちゃおすすめです。もうこれでしか弾けないレベル。
続いて、アコギを弾く時に使っているピックです。
Jim Dunlop Tortex
JIM DUNLOP 418R TORTEX STD YE 0.73mm ギターピック×12枚
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0.73mmの黄色の亀さんピックです。(擦れてロゴが消えかかってますが。)
主にアコギのストロークを録る時はこいつを使っています。
ストロークではある程度のしなりが欲しいので、少し薄めの0.73mmくらいが丁度良い感じです。
アコギはマイク録りをするので、ピックのアタック音も含めて、一番良い塩梅の薄さを追い求めた結果ここに行き着きました。
めちゃ良い感じにジャカジャカが録れます。
アコギのソロを録る場合は先ほどのJAZZ3で録ることが多いです。
続きまして、
以前ライブの物販なんかで販売していたオリジナルピックです。(完売)
デザインは地元の友達。きゃわやな。
実践度外視のデザイン重視で製作したんですけど、メタカーボネイトって素材が滑りにくいし硬さも良い感じでめちゃくちゃ弾きやすいです。
完全にグッズなんですが、パワーコード系のバッキングのレコーディングで使用してたりします。
またライブの物販なんかで再販できればええなと。
次はお洒落なピックです。
これは知り合いの紫雲君が作ってくれたオリジナルピックです。
めちゃくちゃかっこええし綺麗ですわ本間。
彼もまた激うまギタリストでブログで色々綴っているようです。
他にも色々と、
左上から
MASTER 8 JAPAN INFINIX 1.2mm:めちゃめちゃ弾きやすい。
ポール・ギルバートのインストアライブでもらったピック:良き思ひ出。
ジョン・ペトルーシJAZZ3:めっちゃ速く弾けそうだったので購入。
けいおん!の中野梓ピック:なんかピックケースの中に入っていた。
ピックをコレクションするのもまた一つの楽しみなのではないでしょうかと。
高校生の頃ガンダムピックとか買ってたなあと思い出に耽りながら、
以上ピックの紹介でした。
最初のギターの選び方
「ギターを始めたいんですけど、どのギターを買えばいいですか?」
という質問をよく頂くので今回は自分なりの回答をしていきます。
「ギター 選び方 初心者」とググればこの手の記事はいくらでもあると思うのですが、そちらも参考にしてもらいつつ、独断と偏見を綴るのこの記事を見て頂ければと。
どこで買うか
店頭に出向くか通販で買うかの2択を迫られるわけですが、ほとんどの方が店頭で実際に見て弾いてみるべきと仰っていると思います。
でも楽器屋ってめっちゃ緊張しません?ちなみに自分は陰の者なので店員さんに話しかけることすら躊躇するレベル。(陽の者は店員さんにガンガン聞きまくってください。)
店頭で品定めして買えるのがベストですが、
通販でも問題ないです。
ちなみに当時の僕は楽器屋でギターを色々見て、一旦考えを家に持ち帰った上で、
通販にて「初心者入門8点セット1万3000円」みたいなものを買いました。
セピアクルー WG-10 ヴィンテージサンバースト【アコースティックギター初心者入門8点セット】【送料無料】【smtb-ms】【RCP】【zn】
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エレキギター初心者入門 Legend レジェンド LST-Z/3TS 超入門セット【エレキ ギター初心者】【送料無料】
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こういったものですね。
まさに自信初めてのギターは上記のSepiaCrueのアコギでした。
最低限必要な小物も付いてきますし、竿(ギター)自体も購入してから10年以上経ちますが楽器として使えているので正直問題ないかと。
昔は通販で粗悪品を掴まされるなんてこともあったみたいですが、今の時代は安くてもある程度のクオリティは確保されているので安心して購入して頂いて大丈夫だと思います。
後ほど書きますが、あくまで初心者セットなので高い物と比べると価格相応であるということは理解しておいて頂ければと思います。
エレキかアコギか
最初にギターに興味をもったきっかけを考えてください。
例えば好きなアーティストがギターを弾いてたとか、YouTubeで弾いてみた動画を見て興味を持ったとか、なんとなく趣味が欲しかったとか色々あると思います。
ちなみに自分は中学生1年生の時に、趣味が欲しい、モテたい、音楽番組でMr.Childrenの桜井さん・福山雅治さんがギターを弾いててかっけえと思った、この3つが重なりアコギを始めました。(お二方とも放送でアコギを弾いていました。)
憧れの人が弾いているギターと同じ種類の物に目星を付ければ大丈夫です。
ジャンルでざっくり分けてみると、
エレキギター:バンド、弾いてみた動画、作曲
アコギ:弾き語り、ソロギター、作曲
といった感じなのかなと。
価格帯
もちろん安い物より高い物を買うにこしたことはないです。
良い部品も使われていますし、作りも丁寧で弾きやすいといったように、
やはり価格とクオリティはある程度比例します。
こればっかりはお財布と相談といったところなんですが、現実問題一生の趣味になるかどうかまだわからない物に何十万円と投資できるかというと難しいと思います。
ただ初心者セットの竿よりは良い物が欲しいという方は、
竿自体の価格が3万円~5万円の物
を買っておけば最初の1本としては十分だと思います。
結論
以上を踏まえ、ある程度種類や価格帯を絞った上で、
「見た目で自分が気に入った物」
を買うのがベストだと考えています。
「色が良いんじゃあ・・・。」とか「このフォルム好きなんすよ・・・。」
ってそんなもんで大丈夫です。
やっぱり眺めて「わいのギター・・・かっけえ・・・!」って思えないとモチベーション維持にも関わってくるので、絶対見た目でびびっときた物を買うべきです。
ちなみに僕の愛機の紹介はこちらの動画でやってたりします。
かっこいいんすようちの子。
ということで、これからギターを始められる方の手助けになればという記事でした。
自己紹介的な何か
こんにちは。きこりと申します。
簡単に自己紹介しますと、ギタリストとして様々なアーティストのRECに参加させて頂いてたり、自身もアーティストとしてライブやイベントに出演したり、YouTubeに音楽系の動画を投稿していたりと、なんやかんやとやっている者です。
2010年より「きこり」名義での活動を始めまして、アーティストとしては「ニコニコ超パーティー」でさいたまスーパーアリーナにて演奏したり、「闘会議」というゲームイベントでは「きこりバンド」としてゲームBGMを演奏し幕張メッセをあっためたり、アニメ「らき☆すた」の聖地である鷲宮神社の「土師祭」というお祭りなんかでも演奏させて頂いたりと色々な所で音楽をやっております。
CDも出しておりまして、
こんな感じのアニソンカバーアルバムなんかを出してたりします。
ギタリストとしてはアイドルグループ・声優さん・スマホアプリ楽曲などのレコーディングに参加させて頂いております。
(ボーイフレンド(仮)・FES☆TIVE・SAMURAI TUNES・8 beat Story♪ etc...)
フリーランスのミュージシャンってやつです。
多分動画サイトから僕のことを知ってくれた人が多いと思うのですが、プライベートなことはほとんど口に出していなかったので、ブログ開設は自分のことを知って頂ける良い機会かなと思っております。
せっかくなので自分にしか書けないことを中心に綴っていこうかなと思っているのですが、といっても音楽以外取り柄のない人間なので、
・ギターに関する戯言
・音楽機材の紹介
・音楽の仕事について詳しく
・服とか靴とか小物とか
・自分語り
あたりを記事にしていければいいなと。
ある種自身のメモ的な要素も含めてぼちぼちと。
何卒です。